資料
T 住居領域履修実態調査(H9・5月実施)
※調査対象:札幌市内中学校,回収率55校/96校
1,今年度「住居領域」を履修していますか
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2,履修している学校の場合
(1)履修学年
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(2)配当予定時数
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(3)実習題材(複数回答)
・食事,団らんのための住空間設計 (7校)
・快適な住まいと環境条件の調査 (2校)
{衛生,室内気候,騒音,安全}
・日常生活と地域社会の関係や環境保護(2校)
・自分の住まいの環境調べ (1校)
・その他 (2校)
3,履修していない学校の場合
(1)履修していない理由
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(2)「住居領域」についての教師の考え
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(3)過去に「住居領域」を履修(授業)した経験
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※ 「ある」の内訳:5年以内 (男2人,女15人)
5〜9年以内(男12人,女11人)
10年以上前(男3人,女7人)
4,「住居領域」に対しての意見
・時数が減少された現在の時間や履修領域数の関係 では困難(多数)
・家庭生活との関連,この領域で何を教えるのかの 再検討が必要(教師自身の研修が必要)
・家庭生活領域で深めるより方法がない(多数)
・必要であるが,指導方法や題材が難しい(多数)
・適する題材,資料の収集,視聴覚教材などの開発
が必要(多数)
(住宅模型制作,設計でない題材の開発が必要)
・環境教育や高齢化社会との関係で今後必要(多数)
・教師自身の生活体験があるので,他の領域に比べ て指導しやすいのではないか
・生徒には基本的な知識の理解が少ないことが多い ため,実生活に役立てる発見が多くて良い
・融合教材に?,保体などとの関連,総合学習の中 で?,いずれにしても中学校の学習で学ばせたい
・北海道という地域性,地震や安全対策などを考え ることも今後必要(多数)
・教科として,全領域を見直す時期にきたのでは?
・もっと新しい内容ではないのか
・選択教科の一つとして考えたい
U 考察とまとめ
本領域の履修状況を把握するための調査を実施した。 その結果,
・住居領域は必要であるが,時数の関係で履修でき ない
・指導内容の模索(基礎・基本の学び方や評価のあ り方)
・学習意欲を高める題材の開発の必要性(主体的に 取り組める題材)
以上をまとめると ,課題・問題点として時数に関す ること,教える側の研修の必要性の二つに大別される。 特に後者についてはこの領域の指導をしたことのない 教師が多いことも履修しない理由の一つと思われる。 教師の人員配置なども加味すると,今後も現状のまま では履修することは困難であると言える。
しかし,家庭生活の在り方は大きく変化することは 必須だろうが,衣食住の言葉で表現されるように「住」 の必要性は変わらない。本領域が生活の基盤の器とし てまた,住まいは簡単に取り替えられない事などを考 えた時,住まわされるのではなくよりよく住むという ことを自ら学び、自ら考える主体的な力はまさに生き る力を育むことにつながると思われる。そのため,こ のような状況を私たち教師は共通理解し,住居領域の 研修すなわち,指導計画の検討、時代や生徒の実態に 合わせた題材の開発などを組織的に進めることを早急 にする必要性があると考える。
また,履修については今後は選択教科等が望ましい と考える。